新規顧客の獲得に必要な「良い」デザインとは?

September 22, 2016

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つい先日、ある映像制作会社さんの会社案内をデザインしました。

こちらの会社さんでは、今まで付き合いや紹介だけで仕事をとってきていたが、人数も増やしこれから新規顧客をどんどん獲得していきたいとのご要望がありました。

 

設立して8年ほどになりますが、今まで一切外部への営業を行って来なかったので、会社案内やHPもないので、まずはキッカケになるものが作りたいとのご相談です。

 

ご要望の要点としては以下のようなものでした。

 

・とにかく急ぎで欲しい(3日以内!)

・社内のプリンターで印刷しても見栄えが良いものにして欲しい

・商談の際に見せて簡単に理念を伝え、その後作品を見てもらう営業スタイル

・そんなに費用はかけたくない…印刷外注、製本など

 

いわゆる「普通」の会社パンフレットとは大分異なる条件です。

印刷も社内のプリンターですし、どちらかというと営業資料に近いような形ですね。

映像製作会社さんなので、PCの画面で見せて商談をする…ということも考えられます。

 

この要望をクリアしつつ、営業のシーンを思い浮かべながらデザインをしていくわけですが、ここで重要なことは3つあります。

 

①キャッチ…無名な状態からのスタートなので、顧客を引き寄せる力が必要

②ベネフィット…この会社に任せるとどんな良いことがあるのか?

③営業プロセス…営業にはステップがあり、デザインとステップがずれてしまうと営業しづらくなってしまう。プロセスに合わせてデザインを構成。

 

営業資料の場合、営業マンの力を最大限引き出せるようなデザイン=良いデザインです。要望だけ聞いてても良いデザインなんか生まれやしません。

 

今回は動画制作というクリエイティブ系のサービスでもあるため、まずはビジュアルとイメージを前面に。この会社に任せたらカッコイイものができる!というイメージを与えられるのは大前提です。

会社のロゴからイメージを取りあげ、社是でもある「switch!」を前面に押し出しています。

 

 

そして、社内プリンター・費用をかけたくないとの要望&営業資料としての柔軟性(後ろにページを追加できる)などを考え、クリアレールホルダー※写真三枚目に挟むことを提案。

 

ちょっとしたことで高級感を出しつつ、安価に製作できるという点をクリアしました。

また、理念のページでは②の「どんな価値を提供してくれる会社なのか」を簡単にコピーで表現。

実際、作品で勝負できる会社・業界なのでここではイメージで十分です。

 

デザインには、様々な要件があります。

顧客の要望・使用シーン・求められている機能…

そのどれが欠けても、良いデザインとは呼べません。

 

デザイナーがそれらを全て読み取ってデザインに落とし込めれば良いのですが、残念ながらそこまでできるデザイナーはそこまで多くありません。

顧客側も、お任せで!と言ってはいるものの、裏に自分でも気づいていないような、言葉にできないような要望がある事が多くあります。

そこをヒアリングするのもデザイナーの力のひとつですし、顧客側からもバンバン色々言ってきてもらいたい…というのも本音です。

 

デザイナー、クライアント双方、本当によく話し合いながら良いデザインを作っていってもらいたい。そんなことを改めて思えるような機会を頂けたお仕事でした。

 

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