かっこいいデザインが営業の成果につながるとは限らない
今まで商談の時に見せてた会社案内がパッとしないので、
もっとかっこいい会社案内が作りたい!
と思って外注してかっこいい会社案内を作ったものの、
思ったように成果が上がらなかったと言う経験はありませんか?
営業の成果が上がっていない原因はダサい会社案内ではなく、営業プロセスや商談の進め方に問題がある事が殆どです。
そっちに問題があるにもかかわらず、会社案内の見た目だけ治して成果が上がるということはまずありません。
これは名刺も同じです。
多くの場合、↓のようなプロセスでお金を無駄にしてしまいます。
【成果が出ない会社案内ができるまで】
会社案内がダサい!
↓
かっこいいものを作り直そう!
↓
デザイナーに外注!
↓
カッコイイけど成果に繋がらないパンフレットの出来上がり。
これは「目的意識」が抜けているために起こる悲劇です。
まず目的を明確にした上で行動を起こす方ならこのような失敗はしないのですが、
実際にこのようなパターンでせっかくのデザイン力を成果に結びつけられない事は多くあります。
成功するパターンは、下記のような場合です。
【成果を出すデザインの活用法】
営業の成果が上がらない!
↓
商談の時に見せる営業資料に問題があるようだ
※文字ばかりで読んでくれない、伝わりづらいなど
↓
営業の補助ができるような会社案内を作ろう!
・最初からめくっていくだけで営業トークができる会社案内が欲しい
・もしくは営業資料を作って欲しい
↓
カッコよくて、実際に使えるパンフレットの出来上がり。
デザイナーの方には、
・どんなシーンで使うのか
・何の目的があってこの資料を作るのか
・具体的に伝えたい情報は何なのか
この辺りをきっちりと伝えることで、良いデザインになる可能性はぐっと高まります。
前者の場合では、カッコいいものが作りたい!お任せで!となってしまうため、お互い不幸になる事も考えられます。
後者の場合ではクライアントとデザイナーが一緒になって成果を上げる方法を考えられるため、手間はかかるかもしれませんが、その分目的にあったデザインが組み立てられるのです。
デザインで一番大切なのは見た目の格好良さではありません。
まず「目的」があり、その目的を達成する能力を備えた武器を作ることが大切なのです。見た目はデザインの一要素でしかないのです。